5月24日(木)に自立生活夢宙センターの大橋グレース愛喜恵さんとダスキン海外派遣事業実行委員の尾上浩二さんをお招きし、STEPえどがわ主催、くれぱすさん、ほにゃらさん、じりたまさんの協力で講演会を開催しました。
グレースさんはNHKのバラエティー番組「バリバラ」にレギュラー出演していることでも有名ですが、今年はダスキン障害者リーダー海外研修に選ばれ、初の呼吸器ユーザーとして8月からアメリカのシカゴへ行かれます。渡航費や研修費はダスキンからの助成金が出るそうですが、呼吸器は全額自費購入しなくてはならず、現在講演会やクラウドファンディングで資金を集めています。
昨日の講演会ではグレースさんの障害やこれまでの学校生活等の自分史と、アメリカで学びたい事をお話し頂きました。
日本とアメリカの2つのバックグラウンドを持つグレースさんならではの経験談はとても新鮮で貴重なお話ばかりでしたが、特に印象的だったことは、今回グレースさんが通うアメリカの大学での合理的配慮の内容やそのプロセスについてのお話でした。
「日本ではワガママと言われるようなことが、アメリカでは当然の権利として合理的配慮が義務付けられている。それはリハビリテーション法504条とADAによってしっかりと守られているから」なのだそうです。
渡米する前からすでにたくさんのインパクトを受けているグレースさんのお話を聞いて、研修の報告を聞くのがますます楽しみになりました!!
講演会にはSTEPの利用者さん、関東近郊のCIL・障害者団体の方々、区議、研究者、学生、支援者などなど30名を越える方々が集まり、大いににぎわいました。
グレースさん、尾上さん、ご講演ありがとうございました!
元気に行ってらっしゃい!!
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